2010/05/28

第2回は2日に分けて講座と実践を行います

皆さま、ぜひご参加のほどお願いいたします。

 

温泉チャンピオン・郡司勇の「本当に良い湯」

自らの目と鼻と舌と肌で6800の温泉を確かめてきた郡司が「本当に良い湯」を紹介する講座の第2弾。
今回は、1回目は教室で講義、2回目は郡司推薦の近郊の温泉施設で入湯した後に施設内の食事処で湯の講評をします。
*1回目講義のみの受講も可。2回目実習は現地集合・解散。

■日時・場所
【講義】 7月17日(土)15:30~17:30 @ NHK文化センター青山教室(地下鉄「青山一丁目」駅直結)
【実習】 7月24日(土)13:30~17:00 @ 前野原温泉「さやの湯処」(東京都板橋区)


■受講料
【講義のみ】   NHK文化センター会員 3,150円 一般 3,780円
【講義+実習】  NHK文化センター会員 6,300円 一般 7,560円

■教材費
【講義+実習】の方は 2,940円
*実習時の入湯料と弁当代です。(飲み物代は別途)

■詳細・お申込
【講義のみ】http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_557745.html
【講義+実習】http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_540881.html

2010/05/23

3漣温泉 のぞみの湯 (再訪) 80
 プレハブの浴室に木の浴槽にヌル湯掛け流し 
 変らずに存在していた。
国道沿いにある漣温泉を思い出した。ちょっと寄ってみた。プレハブの湯小屋に湯気抜きが付いていて、前に雨除けがある外観は以前と変らずに存在していた。なんと解放されていた。以前は夕刻で写真の良いのが取れなかったので入浴した。34.8度のアルカリ性単純泉でPH 9.31 総計720mgである。中には木枠の浴槽が一つポツリと置かれているだけである。HS 0.4mgの含有量で透明、たまご味、微硫黄臭と硫黄分が感知できたのは嬉しかった。加熱していない源泉のままであったのが幸いしたようだ。CO3も25.2mg含有しているがつるつるは無かった。食塩芒硝系で、重曹分が無いためだと思われる。貴重な地元専用のような温泉が健在であったのは嬉しいことである。ただし加熱していないので入ると出られないほどのヌル湯であった。

4大塚温泉 金井旅館  (再訪) 85 
 ヌル湯大掛け流しで豪快である。全国屈指の湯量 混浴内湯
群馬の温泉でこの温泉は素晴らしくかつ貴重である。ヌル湯の大掛け流しと混浴内湯が残っている。最初の訪問時から強く記憶に残っている。約10年ぶりに訪問すると新館が出来ていたが、以前の混浴内湯は健在で浴室を開けるとドバドバの湯量が掛け流しになり、床が洪水状態である。これこれ、この通りと満足した。横に小さな加熱浴槽もあるが、この大きな内湯に大掛け流しの豪快なヌル湯がこの温泉の圧巻である。壁に岩を配し、タイル張りの浴槽で縁は御影石である。扇形の浴槽の縁から湯が流れ床一面は3センチくらいの厚みで湯が流れて川のようだ。素晴らしい景観である。横の加熱浴槽は大理石貼りである。32.8度のアルカリ性単純泉で総計500mgである。透明、少エグ味、無臭と個性は少ないが湯量に圧倒される。混浴なのも貴重である。32.8度ながら寒さを感じないのは湯の流れがあるためであろう。この浴槽が素晴らしい。吾妻渓谷にある松の湯温泉もヌル湯掛け流しで川古温泉と並んで群馬のヌル湯の双璧であろう。良い温泉であった。

2010/05/13

1猿ヶ京温泉  湖城閣  温泉地再訪  75 
 独自源泉掛け流し 庭の露天風呂は釜風呂、木の刳り貫き風呂など
 多彩 
翌日の朝は雪で、法師の湯小屋の屋根は白く雪が積もっていた。山を下り猿ヶ京の温泉に着くと雪はなく、曇天の空になっていた。猿ヶ京温泉も訪問は久しぶりで湖城閣は多種の浴槽がある露天風呂で独自源泉の宿である。鉄筋の3階建ての古い宿である。毎分652リットルも湧出し、掛け流しで利用されている。62.8度の石膏食塩泉(NaCa-Cl・SO4)で総計1710mgのものである。しかししっかりとした薬味と湯の香があり存在感はある。混浴の露天風呂には大きな樽風呂があり、ほかにも鉄釜風呂が2つと木の刳り貫き風呂が2つと庭園石組露天風呂がある。透明、弱塩石膏苦味、微湯の香と記録した。

2 湯宿温泉  小滝湯共同湯  温泉地再訪 75
鄙びた風情が良い  松の湯 竹の湯 窪湯とも施錠 
国道17号線沿いの湯宿温泉は小さな温泉街で宿の数は5軒ほどであるが、共同湯が4ヶ所あり充実している。まずモルタル造トタン屋根の鄙びた松の湯共同湯に行くが施錠されていた。ここが一番地元に密着した共同湯であろう。次に板の壁と白い破風に瓦屋根の立派な竹の湯も施錠であった、3つ目のこの湯宿で大湯とも言える窪湯は白壁の造りで瓦屋根の立派な木造であるが、ここも施錠で午前中に空いている共同湯は無いのかなあ?と思い隣の小滝湯共同湯に行くと開いていた。小さな木造の湯小屋で、天井の高い風情のある造りである。小さなタイル張り浴槽1つのみに湯が掛け流しになっていた。入浴にはかなり熱く少々加水した。芒硝泉ということだけ分かるが分析表の掲示がなかった。透明、少苦味、無臭と観察した。熱めの湯が掛け流しで良い共同湯であった。

2010/05/09

8沢渡温泉 共同湯  (再訪) 75 
 天草石の床に伊豆石の浴槽 良い風情掛け流し 
沢渡温泉は少し不思議である。山の登ったところにあり、峠に近いところに湧出する。こじんまりとした旅館街で、中央に共同湯とまるほん旅館がある。共同湯は平屋の小さなもので、白い建物である。隣がまるほん旅館の浴室になっている。天草石の床に伊豆石の底の浴槽が2つ並んでいて色の取り合わせと雰囲気がたいへん良い。食塩石膏泉(CaNa-SO4・Cl)で総計1120mgの清澄な泉質である、HSを0.6mg含有し、透明、たまご味と苦味、微硫黄臭と成分は少ないながら良く個性を発揮している。55度の温度で2つの浴槽に弱く掛け流しにしている。良い共同湯であった。

9沢渡温泉 まるほん旅館  温泉地再訪  85 
 ここの浴室は良い、湯も新鮮  
沢渡共同湯の隣に緑色のトタン屋根の浴舎が建っているがこれがまるほん旅館の浴室である。小さな旅館の玄関を入り、渡り廊下で浴室に行く。階段で浴室の中央に下ってゆく造りである。その階段の両側に浴槽があり、放射状の木の床が良い風情である。木造りの浴槽であるが底が青石で、きれいな湯を通してはっきり底まで見える。石櫃の源泉口から湯が出るL形の浴槽と木の湯口から温泉が出る四角い浴槽の2つがある。壁の腰までは石を張ってあるが上部が板張りである。木造の階段が中央に下りてくる不思議な浴室であった。この浴室の雰囲気がたいへん良く、昔ながらの浴室を良く残したものだと好感した。食塩石膏泉(CaNa-SO4・Cl)の源泉で総計1120mgの共同湯と同じ泉質である。透明、たまご味、苦味残る、少湯の香と記録した。

2010/05/05

NHK文化センターでの第2弾の講演が決まりました。

5月29日、土曜日 16時から18時です。

八王子の教室で行います。

みなさまふるってご参加ください。

 
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_547321.html

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