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2011/01/23 九州 
天ヶ瀬と杖立温泉ほか

1 天ヶ瀬温泉 川沿い露天風呂 (再訪) 
 6箇所の共同湯を見るが一番白濁していた湯 シャレー水光園露天風呂
 前の四角い露天風呂 硫黄臭あり 薄白濁、たまご味、硫黄臭多目


天ヶ瀬温泉には4.5回行っているが川沿いの露天風呂めぐりを必ずしてしまう魅力を持っている。川沿いには数多くの露天風呂群があり、全部廻ると時間が多大に掛かってしまう、そのためいろいろ見学して一番良さそうな温泉に入ろうと思い廻ってみた。まず川の中にあって一番大きなシャレー水光園の露天風呂である。プールのような広さの露天風呂で広々している。



透明な湯で硫黄臭も少ない、しかしその横の堤防で高くなったところのブルーシートで覆われた露天風呂が一番硫黄分が良く出ていたので入浴した。タイル貼りの四角い浴槽で水量の多い川が眺められ美しい背景である。単純硫黄泉と思われ、薄白濁、たまご味、硫黄臭多目と観察した。



水光園の露天風呂側の川岸にはさらに露天風呂があり、少し上流に以前に入浴した薬師湯、川原の中にある神田湯もある。ともに透明で、たまご味も硫黄臭も少なく奇麗な湯であった。

2 天ヶ瀬温泉 益次郎共同湯  (再訪) 
 透明、少たまご味、弱い硫黄臭  
シャレー水光園の露天風呂の対岸に渡ると、薬師湯の前あたりに益次郎共同湯がある。こちらは緑色のシートで左右を覆ってあり、川側だけ開けた露天風呂になっている。過去にここの露天風呂が天ヶ瀬一番であるとの報告を読んだ記憶があるので、入浴してみた。



透明、少たまご味、弱い硫黄臭の湯でコンクリートの四角い浴槽に掛け流しされている。平均以上であるが最初に入浴したシャレー水光園の露天風呂上のブルーシートの露天風呂が一番良かった。以前は薬師湯が白濁しており良かった。天ヶ瀬に行くたびにそれぞれの共同湯がその源泉の遣い方や熟成具合などで、違った個性を発揮していて面白い。



3杖立温泉 流泉湯共同湯 温泉地再訪  
 良い風情の湯小屋の共同湯 弱食塩泉 
渓谷の両側に温泉街がへばりつくように建つ杖立温泉は100度近い高温の温泉が湧出し、街中のそちこちにゆけむりが立ち昇る別府や小浜のような温泉地である。国道の対岸に川に迫り出して建つ共同湯があった。流泉湯共同湯と書かれていた。



杖立特有の弱食塩泉で透明、微エグ塩味、無臭の湯が掛け流しになっている。古い木造の鄙びた湯小屋で、杖立温泉ではこのような共同湯はこのほかに発見できなかった。建物は古いが豪快な切石造りの立派な浴槽である。



木造3階の宿が川に沿って並び良い温泉街の風情になっている。たしろ屋、やまが屋、わかの屋あたりが良い。杖立温泉の鄙びた共同湯であった。



 

 

4杖立温泉 元湯露天風呂 (再訪)  
 ヌル目の湯で新鮮味なし 
国道側の最も下流の川沿いに元湯共同湯がある。すだれが掛かった半露天風呂で岩の窪みが浴槽になっている。源泉のコックが閉められておりヌル湯になっていて新鮮味がなかった。

 

ここはあまり使われていないのであろうか?杖立温泉発生の地として見学施設になってしまったようだ。以前と言っても15年以上前であるが、この共同湯はやはりヌルく見学用になっていたような雰囲気があった。



5池鶴温泉 個人宅の湯   
 2度目でやっと入れた おそらく弱食塩泉 
 透明、少エグ塩味、無臭


杖立温泉から小国町に向かう途中の池鶴という集落にある個人宅の温泉。以前訪問したが不在で、この度は入浴することができた。近隣に開放しているという情報で訪問した。



分析表はなかったがおそらく弱食塩泉で透明、エグ塩味、無臭の温泉でログハウス造りの別棟に浴室がある。木枠にタイルの底の浴槽であった。

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