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2012/01/06 関東 
横浜周辺の温泉センター+掛け流し1ヶ所

1 稲城天然温泉 季の彩  
食塩重曹泉 2グラム 41.4度 
薄い褐色の湯 掛け流し浴槽1ヶ所あり
香ばしい香りあり

 
稲城市の郊外に出来た日帰り温泉センター。和風の瀟洒な施設ながら中は結構広い造りである。41.4度の食塩重曹泉が毎分355リットルも湧出している。

 

1700mの掘削で総計2019mgと比較的薄い温泉である。しかし湯の存在感はある。この温泉も1つだけ掛け
流し浴槽があり良い使い方である。

 

薄褐色透明、少塩エグ味、香ばしい香りありと観察した。弱いつるつるもあり色と匂いで温泉の個性を充分に発揮していた。ジェットバスなどは白湯を使い温泉浴槽を限って掛け流しで使うのは良い。最近の温泉センターは掛け流し浴槽があるのでどこも楽しい。良い傾向であると思う。

 

2 くりひら温泉 野天湯元湯快爽快くりひら  

純重曹泉 1.5グラム 29.2度 
腐植質32mg つるつるやや強し 
加温、循環、殺菌が残念

 


川崎の郊外にある温泉センター。和風の平屋造りの温泉センター特有の建築である。湯は29.2度の純重曹泉で総計1477mgの薄いものであるが、黒湯で存在感抜群である。
 



腐植質32mgも含有し大田区の黒湯のような外観になっていた。黒褐色、透明度10センチ。エグ味、わら臭である。この湯は特につるつるが強く熱湯浴槽はつるつる強しであった。しかし掛け流し浴槽はなく、加温、循環、殺菌であったのが残念である。

 

地下800mから毎分237リットルの湧出量である。

 

3 瀬谷目黒温泉 さぶん瀬谷目黒店  
純重曹泉 2.0グラム 30.3度 
黒湯、透明度15センチ
つるつるやや強し 掛け流し露天風呂あり



横浜でも町田に近い瀬谷区に出来た温泉。東名高速の横浜インターからも近い。30.3度の純重曹泉で総計2086mgの温泉で腐植質を4.0mg含有し薄い黒湯になっている。

 

この温泉も掛け流し浴槽を1ヶ所造ってあり好感した。壷湯3ヶ所は循環である。黒褐色(濃紅茶色)、透明度15センチ、エグ味、少わら臭と記録した。つるつるはやや強しで感触は良い。地下800mから毎分355リットルの湧出量である。

 

4 コットンハーバー温泉 インスパ(再訪) 
(現在廃業しました。この記事は約4年前のものです)強食塩泉 18.3グラム 43.1度 
港に面した温泉センター 
循環の半露天風呂のみ

 

この温泉は湧出直後の仮設風呂に入浴した温泉である。その時は真っ白に気泡で白濁し、臭素やアンモニアの匂いのする素晴らしい源泉であった。立地も横浜港に面した海沿いで良い温泉施設ができることを願っていた。このたびインスパなる温泉センターができた。

 

しかし湯は加工済の綺麗な源泉で掛け流しをすることなく循環であった。綺麗な薄黄色透明、強い塩味、少臭素(アンモニア)臭であるがはっきりと殺菌の塩素臭がした。湯は43.1度の強食塩泉で総計18320mgである。内湯は白湯で格子の中の半露天風呂だけが温泉利用である。小さくても良いので掛け流し浴槽を造ってもらいたい温泉であった。廃業も時間の問題だと思っていた温泉である。

 

5 新横浜温泉 フジビューホテル 
強食塩泉 15.9グラム 42.2度 
加温循環殺菌の内湯のみ
茶褐色濁りの湯


新横浜のホームから見える駅前のビジネスホテルの温泉。高層ビルのホテルの地下1階が温泉施設になっている。内湯が2つあり高温湯と適温湯の浴槽である。湯は42.2度の強食塩泉で総計15900mgの源泉である。茶褐色濁り、透明度30センチ、塩甘味、少臭素臭+アンモニア臭である。

 

加温、循環、塩素殺菌が残念であった。色が個性的な源泉で加工済であっても匂いが残っているので掛け流し浴槽であればインパクトがあるであろう。入浴料2000円にしては価格と施設のバランスが取れていない温泉施設であった。

 



 

6 獅子ヶ谷温泉 スパリブール横浜 
純重曹泉 1.8グラム 19.3度 
綱島の黒湯系 内湯1ヶ所露天風呂1ヶ所は循環
内湯に加温掛け流し浴槽あり



 
新横浜から鶴見に向かう環状2号線に沿ってある温泉。大きなビルの温泉センターである。19.3度の純重曹泉で綱島温泉系の黒湯である。内湯1つと露天風呂1つは循環であるが小さな四角い内湯の源泉掛け流し浴槽も付いており良い。黒褐色、透明度15センチ、少エグ味、わら臭ありと観察した。

 

循環のほうが匂いが強くなっていた。施設は全体にバリ島のデザインで南国風の植物が配置されていた。湯は弱いつるつるもあり黒湯系特有の個性を発揮していた。

 

 

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