温泉チャンピオン 郡司勇の温泉サイト » 2013 » 12月
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郡司が実際に行き、観察・記録した湯について書いています。
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温泉紀行
2013/12/29 関東 
伊豆大島の温泉 

伊豆大島
1御神火温泉  循環
伊豆大島に行った。なんと新島、式根島、神津島、八丈島には行っているが、大島は初上陸である。港からレンタカーを借りて御神火温泉に行く、大きなプール付きの温泉施設で内湯のみである。


大きな内湯と寝湯、うたせ風呂、サウナなどがある。総計2152㎎の食塩泉が毎分200リットル湧出し、温度は34度である。



透明、少塩味、無臭と成分通りの温泉であった。高い天井の大きな空間で広い施設である。入浴料1000円はやや高い。



私は宿泊先より半額券をもらってきたので500円であった。循環が残念である。

2為朝の湯 ホテル赤門  加水循環
源為朝の滞在していた敷地の温泉。赤い立派な門構えがあり由緒ある温泉である。



敷地内に独自源泉があり総計8974㎎の食塩泉で毎分130リットルの湧出量で25度である。しかし加水加温循環で透明、無味、無臭の温泉になっていた。残念である。



四角いタイル内湯と岩組の露天風呂があった。



 

3平成の湯 くるみや 掛け流し 4776温泉地

三角屋根の瀟洒な温泉宿。44.5度の食塩泉で総計6335㎎の源泉が湧出し、掛け流しで利用されている。石張り内湯が1つと離れの石組み露天風呂もある。



たぬきの置物のある内湯で弱いが掛け流しで利用されている。離れの露天風呂は風情の良いもので掛け流しのため透明、塩甘味、無臭であった。



男女が仕切りの下で繋がっており、男湯から掛け流しになり女湯に排水溝があった。やはり掛け流しの温泉は良い。



 

4大島温泉 大島温泉ホテル 掛け流し
三原山の山麓にある景観の良いホテル。昔は海岸近くに温泉がなく大島では唯一の温泉施設であった。



高原の露天風呂があり、三原山の溶岩に覆われた山並みが背景の美しい景観であった。溶岩は真っ黒の色である。750メートルほどの標高の山ながら立派な裾野を持っており立派な山である。



84.2度の単純温泉で総計1034㎎で溶存は899㎎である。カルシウム-重層系で薄黄色、無味、無臭であった。弱い掛け流しで熱い湯を流れ放しにしている。



楕円形の内湯が一つに四角い露天風呂が1つであった。薄黄色の単純温泉は秋の宮温泉の稲住温泉を思い出した。高温の源泉である。



5大島元町温泉 浜の湯 掛け流し
御神火温泉の近くにある露天風呂のみの温泉施設、大きな浴槽が一つで混浴である。男女別の脱衣所があるだけで、その奥に大きな露天風呂があるだけの簡素な施設である。



温泉とは簡素なほど良いというのはここでも言えた。混浴の水着着用の施設であった。入浴するまではあまり期待していなかったが、掛け流しが多く、新鮮で良い印象が残った。



大きな曲線形の露天風呂で46度の湯が中央にどんどん掛け流しになり素晴らしい。湯口近くは熱め適温で、離れると適温になる。景観が絶景で大島の温泉ではここが一番であろう。



伊豆半島がずっと見えて、その奥に富士山も見える(今日は雲に隠れていた)ちょうど夕焼けに合わせて訪問したのでさらに美しかった。



赤く染まった大海原と伊豆半島の海岸線が見えて島の良さが倍増される。湯が新鮮で美しい温泉であった。

 

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