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2012/06/17 東北 
横向温泉とくろがね小屋 

1押立温泉 山形屋

23日は表磐梯の押立温泉に行きました。押立温泉はどの宿に入浴しようか迷ったが奥の山形屋に入浴した。木造の茅葺き屋根の上にトタンを張った古い宿。浴室は改修されきれいになっていた。



現在は元の源泉ではなくリゾート開発で掘削された湯を引いていた。タイル貼りの浴槽に透明、無味、無臭のきれいな湯が掛け流しで利用されていた。元の源泉は手前に湯溜まりがあり、現在でも出ている。



小さな浴槽は泥で埋まり入浴不能であったが足を入れてみると腰まで潜る。泥の中に足を沈め源泉でも入浴した。30度ほどの源泉温度であった。分析表では含重曹弱食塩泉で47.5度となっている。透明茶色の泥が溜まる、



少塩味+金気味、少金気臭であった。以前はこちらを加熱して使っていたそうだ。以前に訪問したときにはこちらの源泉であっただろう。写真は旧源泉に入浴中。



2横向温泉 滝川屋

玄関脇にお寺のような立派な湯治棟が建つ宿。古いまま残されていて好感した。湯は土類重曹泉だろう分析表は見なかった。自噴の源泉で男湯は足元からも沸いているとのこと。





女湯は別源泉でややヌル目であった。オフ会は37人もの出席で皆様ご参加ありがとうございました。









3岳温泉元湯 くろがね小屋

岳温泉の湯元であるくろがね小屋に登った。湯は岳温泉と同じであるが、私のカウント方法では離れているので1つカウントできる。日ごろの運動不足解消もあわせてくろがね小屋にハイキングしてきた。





曾遊の奥岳温泉の横はスキー場の駐車場でここで車を降りる。最初は砂利の深い林道で渓流を渡ると
尾根に向けて登り始める。階段状の登りで疲れたが1時間ほどで勢至平という尾根に出てあとは緩やかな登りであった。



雪を残したくろがね山の直下にくろがね小屋はあった。登り1時間45分であった。湯は酸性泉で51度pH2.48の源泉である。硫黄分は記載されていないがかなり含有されているであろう。


分析表は析出後の分析であろう。推測だがH2S 10mgほどだと思う。湯は多量の硫黄沈殿物があり入浴すると真っ白に白濁する。酸味とたまご味があり、弱い硫黄臭がある。木製の小さな浴槽で掛け流しであった。
水素イオンHが3.2mgで個性のほとんどを占めている。このくろがね小屋の上部が源泉地帯で数ヶ所から湯を引いて太いパイプで岳温泉に送湯していた。かなりの高温で途中の枡で入浴を試みた同行者は絞り掛けるだけで入浴は不可能であった。

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