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2012/07/21 東北 
青森の温泉めぐり1

青森の温泉めぐり1

1 なごみ処 湯ったら温泉  80

青森の温泉は青森市内の温泉巡りからスタートした。市内の北部にある湯ったら温泉は木造平屋の黒い外壁である。42.2度の食塩泉が湧出している。



総計7468mgの等調性に近い温泉である。内湯はオーバーフローを採りながら循環されており、黄色透明、塩甘味、少臭素臭の湯である。露天風呂は褐色濁りである。



やや個性のある源泉のオーバーフローでまあまあの評価としたい。



2つくだ温泉 湯―ぽっぽ  85

派手な外観の温泉銭湯黄色や、赤の装飾がしてある。



湯は個性的なほぼオレンジ色に近い茶褐色で塩渋エグ味、香ばしい香りもあり良い。鉄分(Fe)5.4mgが良く残っている。湯の使い方も掛け流しである。



44.5度の総計6195mg、NaCa-Cl,SO4の泉質である。匂いと色の濃さで存在感の大きい温泉であった。内湯温泉浴槽と露天風呂がある。



3      こやなぎ温泉  75

つくだ温泉のすぐ近くで掛け流しの温泉銭湯があった。やや鄙びている。



こやなぎ温泉は39.4度のCaNa-SO4で総計1930mgの温泉である。



透明、少苦味、無臭の個性は少ないが循環も併用であるが加熱掛け流しに近い使い方でよい。



4      天間林温泉 (再訪) 80

青森市内から浅虫温泉を通過して、みちのく有料道路を通り七戸方面に向かっていた。



しかし天間林付近で良かった温泉を思い出したので寄ってみることとした。天間林温泉である。大きな銭湯で中央に3つの浴槽がありほかにも2ヶ所が温泉浴槽である。



大掛け流しになっていて良い。微緑色透明、無味、無臭ながらつるつるの感触もあり良い温泉であった。湯は44.2度のアルカリ性単純泉で総計は508mgと清澄な湯である。



5   七戸 あすなろ温泉(再訪) 90

小さな民家のような外観の温泉。しかし湯が素晴らしく90点をつけたい。45.8度のアルカリ性単純泉で総計369mgと極めて成分量は少ないが、その表現するものは良い。



べっ甲色透明、甘味、微硫黄臭である。陰イオンの主成分がCO3で38.2mg(49.6%)である。つるつるがやや強めの湯であった。



掛け流しの良い使い方で匂いも、味もある存在感のある温泉であった。近くの東八甲田温泉やさかた温泉も良かった記憶でこの地域の温泉レベルの高さに驚いた。



6     姉戸川温泉 200円 (再訪) 85

過去に訪問したが良い記憶になっているので再訪した。以前は小川原温泉という温泉もあって湯量豊富で滝のように湯が溢れているのを覚えている。



この姉戸川温泉は浴槽の上から滝のように源泉を落下させている掛け流しである。大きな内湯1つであるが湯量は豊富でドバドバ溢れている。つるつるの湯で感触も良い。



また少しながら泡着きも見られた。源泉を落下させないでゆっくりと入れたらさらに多くの泡付が見られたであろう。44.5度のアルカリ性単純温泉で総計383mg PH8.9 と薄い成分量ながらCO3 21mg(23%)で存在感はある。透明、甘味、少湯の香であった。



7    八甲温泉  200円  (再訪) 80

この湯はモール系の黒湯である。単純温泉の45度で総計454mgのものながら黒褐色(透明度80センチ)、エグ甘味、微硫黄臭ありと観察した。



つるつるもやや強しの良い湯であった。古い施設で昔のままであった。大きな内湯1つで片側の壁から源泉を掛け流しにしていた。



8     ひばの湯温泉 ぽぷら  200円   85

新築の木造の温泉施設、小屋裏の高い建物で内湯のみであるが、浴室は総木造で浴槽も木の浴槽である。



45.8度のアルカリ性単純温泉で総計538mg PH8.7の源泉である。薄褐色透明、エグ味、香ばしい香りであった。



つるつるの良い湯で単純泉でもこの地域の湯はレベルが高い。掛け流しで使われている。



9     長崎温泉 210円 (再訪)   80

木造の古い銭湯。大きな建築である。内湯のみで2つの浴槽がある。44.4度のアルカリ性単純温泉が掛け流しで使われている。



色が美しい、紅茶色透明、エグ味、芳香あり、である。つるつるの感触もある。



総計470mg PH8.6である。匂いと色が印象的な温泉であった。



10    東北温泉 (再訪) 85

東北温泉は新築のビルになっていた。大きなセンター系である。しかし入浴料はやすく昔ながらの経営である。



47.5度の弱アルカリ性単純温泉でPH8.4である。毎分400リットルの湧出量で温泉は豊富である。内湯4浴槽、露天風呂1浴槽があり掛け流しで利用されている。



総計591.7mgで有機物の含有量は記入されていないが黒褐色、透明度50センチくらいでCOD 50mgほどであろうと推測した。



黒さは大田区の黒湯にはぜんぜん匹敵していない、しかし日本一の黒い温泉と書かれていた。しかし湯の感触は良くつるつるがやや強めである。エグ味、少硫黄臭ありと観察した。

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